イカの燻製、焼き物、ピリ辛の逸品など、スナック感覚で楽しめるイカは、ごはんのお供としてだけではなく、おつまみやおやつとしても大活躍ですよね。
でも、ただおいしいだけではないのですよ♪
イカにはどんな健康に良い成分がぎゅっと詰まっているのか、興味深いですよね。
意外と知られていない、イカの栄養価と私たちの体に嬉しい効果について調べてみました。
イカはタンパク質が豊富!
イカはたんぱく質が豊富で、実は100グラムで約18グラムも含まれているんです。
特に筋トレ好きの人なら知っておきたいポイントですよね。
筋肉の修復や成長にはたんぱく質が欠かせないから、イカをメニューに加えると、その大事な栄養素を手軽に摂れちゃうんです。
美味しくて栄養もバッチリ、筋トレのお供にイカはとてもおすすめの食材ですよ。
イカに含まれている栄養って他にはどんなものがある?
実はスーパーフードであるイカ。イカに含まれている栄養を紹介します。
タウリン
イカには、血中のコレステロールを整えたり、心臓や肝臓の機能をサポートするタウリンがたっぷり含まれています。さらにインスリンの働きを手助けし、目の健康にもいいんです。
ナイアシン
脳の活動を支えるナイアシンもしっかり含まれています。
亜鉛
私たちの味覚を維持してくれる亜鉛も含まれていますよ。
また、なんとイカスミにも注目ですよ!あのユニークな黒い液体には、ムコ多糖類やペプチドなどの栄養素がギュッと凝縮されていて、ビタミンEも豊富なんです。
イカの種類によっても特徴があります。ホタルイカなんかは内臓まるごと食べられるので、ビタミンAで皮膚や粘膜を健康に保ち、ビタミンEで血液サラサラ、鉄分で貧血知らず。
プロテインたっぷりのスルメイカやヤリイカは、アミノ酸バランスが完璧でスコア100点満点!
他にも、鶏卵や牛乳、大豆など、高アミノ酸スコアの食品はたくさんありますが、イカも負けていません。
ただ、イカだけではビタミンCやD、K、食物繊維はちょっと不足気味。だからイカを楽しむ時は、野菜やきのこと組み合わせて、栄養バランスを整えるのがおすすめですよ。
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イカの切りかたにも一工夫!ダイエット中は輪切りにする?!
イカはカロリーが低いので、ダイエットしているときのスナックにピッタリですね。
イカはスライスする方法によって、食感が変わるんですよ。
輪切りにすると、しっかりとした噛み応えが楽しめ、縦切りだと柔らかくて優しい食感になります。
切り方を変えるだけで、新しい味わいを発見できるので、その日の気分や目的に合わせてみても楽しいですね。
また、ダイエット中や脳を活性化させたい時、またはアンチエイジングを意識している時は、よく噛むことができる輪切りがおすすめです。
たくさん噛むことは、食べ過ぎを防ぎながら、脳の健康をサポートし、また、若々しさを保つパロチンというホルモンの分泌を促す効果があるそうですよ。
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イカの一日の適量はどのくらい?
イカはカロリーが低く栄養価が高い食品ですが、コレステロールの含有量も無視できないため、食べる量には注意が必要です。
タウリンというコレステロールを下げる成分も含まれているため、肉類に比べれば気にする必要は少ないとされていますが、LDLコレステロールの値が高めの方は特に、摂取量に気をつけてくださいね。
スルメイカについている白い粉は何?食べても良いの?
おつまみの定番、するめいかを乾燥したものに時々見かける白い粉、気になりますよね。
あれは実はタウリンやグルタミン酸、アスパラギン酸といったアミノ酸が結晶になったものなんです。
なので、安心してそのまま美味しく召し上がれますよ。
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イカの栄養まとめ
イカは本当に万能な食材ですよね。
そのまま生で食べても、煮たり焼いたり炒めたりしても、どんな料理にも合わせることができます。
和食にも洋食にも中華にも大活躍!
お酒のお供にも最適で、おつまみの選択肢は星の数ほど!
乾燥したスナック感覚のするめや、甘辛く炊かれた松前漬け、ピリッと辛い塩辛など、私たちにはお馴染みの逸品ばかりです。
また、春の訪れとともに、店頭で目を引くのはホタルイカの姿。
3月がくると、富山湾で捕れるホタルイカが春の味覚として登場します。
この時期のホタルイカは内臓も含めて丸ごと食べられて、酢味噌で和えるとそのプリプリとした食感とトロッとした中身が絶妙にマッチして、本当に美味しいんです。
そして、春から晩秋にかけてはスルメイカが旬を迎えます。
日本独自の海域で獲れるこのイカは、新鮮な刺身やイカそうめんなどで味わうと格別。
ただし、近年は漁獲量が減少していることが気がかりですが、それでもその美味しさは変わりません。
美味しく栄養が摂れるイカ、最高ですね☆彡
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